"文学"の記事一覧

林芙美子と落合

西武新宿線中井駅を降りて徒歩7分ほど歩いた落合の地に、林芙美子が暮らした家が残っています。 建物や庭園は林芙美子記念館として一般公開されており、林芙美子が執筆に明け暮れながら眺めた景色を体験することができます。 1951年6月28日、林芙美子はこの自宅で生涯を閉じました。ちょうど没後70年にあたる2021年(令和2)年6…
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大仏次郎と猫

江ノ電の長谷駅を降りて北へ進むと、大仏が鎮座する高徳院が見えてきます。作家、野尻清彦は、その大仏の裏手に住んでいたことから、ペンネームを「大仏次郎」としました。 大仏次郎は無類の猫好きで、自宅には常に10匹以上の猫が出入りしていたといいます。『スイッチョねこ』という童話や、猫にまつわるエッセイ集『猫のいる日々』といった作品も残して…
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木下杢太郎の生家訪問

伊豆半島の中ほど、伊東温泉を訪れた帰りに、伊東市内にある木下杢太郎の生家を訪ねました。 木下杢太郎(本名:太田正雄)が生まれたのは明治18年8月1日、幼い頃から江戸文化や明治の近代文化に親しんだ彼は、13才のときに上京。独協中学、一高、東大医学部へと進みました。 杢太郎の実家は『米惣』という雑貨問屋でした。記…
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